神本を求めて

小説を読みまくって面白い本を見つけたら紹介するブログ

小説好きが選ぶ自己啓発書とビジネス本|本当に役立つおすすめ10選+α

自己啓発書とかビジネス本を読む意識高い人(笑)

よくいますよね....自己啓発書とかビジネス本を読みまくって意識爆上がりしているウザくてイタい人。私はそういう意識高い系の人が大嫌いなのだが、小説好きという事情からAmazon神のKindle Unlimitedに登録していることが多い。
Kindle Unlimitedを利用していると、どうしても気分転換したい気分や元を取りたいという欲張り精神の働きによって、自己啓発書やビジネス本もちょこちょこ読んでしまうのである。そして気付けばメモしているだけでも4桁冊を読んでしまっていることが判明したため、小説をメインとした本ブログではあるが、せっかくなので本気で役にたった自己啓発書とビジネス本の10選を紹介してみたい。
なお私自身は99.9%の自己啓発書とビジネス本はゴミであると考えており、読んでて気持ち悪っと思うことが多々ある。そうであるがゆえにここで紹介する本は、謎の意識高い著者の武勇伝系ではなく、実際に読む価値がある本に限定していると考えていただきたい。
 

基本はSF小説ばかり読んでいる

 

ランキング形式で評価する

紹介する本は本来ランキング形式で紹介すべきものではないが、私が実際に再読している頻度を考慮して順位を付けて紹介する。別に10位の本と1位の本に優劣がある訳ではないので初めにご認識いただきたい。

 

10位  「食べない」健康法 / 石原結實

 

現代人の食べすぎが病気を増やしている!ガン、脳梗塞心筋梗塞、糖尿病、通風…これらの病気は、1日2食以下の「少食生活」で改善できる。本書は、断食が体に良い根拠から、その具体的な実践法、「飲酒はOK?」「いつまで続けるべき?」などの素朴な疑問までを解説。永年、断食指導を行なってきた著者が明かす「少食健康本」の集大成。

 

いきなり自己啓発書やビジネス本っぽい内容の本ではないが、とても良い内容なのでとりあえず読んでおくべき一冊。(大人であれば)一日三食がベストでないこという考え方を押さえるだけで諸々変わってくる。

ちなみに小食を唱える著者は他にもいるので、別にこの本以外の小食健康本でも良いと思うが、この著者はマッチョなので信憑性が高い(笑)。実年齢よりかなり若く見える南雲良則という著者の本もとても良いので、気になったら参照されたし。

 

 

9位  どんな本でも大量に読める「速読」の本 / 宇都出雅巳

 

速読界を席巻した“高速大量回転法”は、フォトリーディングなどの速読に挫折した方はもちろん、速読未経験の方から積読している方まで、さらには読書が苦手な方まで実践できます。「速読って難しそう」「あまり深く読んでなさそう」そんな誤解も今日まで!特別な技術も練習も必要とせず、その割に本の内容を覚えられて深く理解できます!

 

この記事に辿り着く方の中には、ありったけの本を読んでおきたいというちょっとヤバめな人もいるかもしれない。私自身は多読を推奨しないが、速読してみたいなぁ~という人には本書をおすすめする。

この本の良いところはインチキ臭さがまったくない正統派な速読という点である。速読本と言えばフォトリーディングなどのオカルトの匂いがぷんぷん漂うものだが、本書はそういったアホみたいなテクニックではなく、あたりまえのことをあたりまえに書いているので、効果は保証できるのである。

 

 

8位  脳が冴える15の習慣 / 築山 節

 

最近、何となく頭がぼんやりしている―。記憶力や集中力、思考力が衰えたように感じている。そんな「冴えない脳」を治すために必要なのは、たまに行う脳トレーニングではなく、生活の改善である。『フリーズする脳』で現代人の脳に警鐘を鳴らした著者が、すぐにでも実行できて、有効性が高い15の習慣を提案。仕事ができる脳、若々しい脳を取り戻すためのポイントを分かりやすく示す。

 

脳がなんちゃら系の本はわけの分からないクソみたいな本から、頭のおかしいキチガイ本まで山のように出ているが、本書は王道 of the王道のような本で、びっくりするくらいあたりまえのことが書かれている。しかし結局のところ誰もがあたりまえだと考える良さげなことをそれとなく習慣に取り入れることが最強ということが分かる内容になっている。

ちょっと書くと、毎日同じ時間に起きて、散歩して、音読して、ラジオ聞いて.....次の日の予定を決めて、7時間半睡眠する的な内容である。普通でしょう...でも最強。それが本書である。

 

 

7位  一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法 / 熊谷正寿

 

手帳は、仕事や時間を管理するためだけのものではない。 夢や、人生をマネジメントするものだ。そう信じて実践してきた著者は、手帳に書いた目標通りに会社を設立し、東証一部上場企業グループに成長させた。 本書では、手帳を使った夢の実現方法を中心に、著者の仕事術や、時間管理術、マネジメントの極意を紹介する。

 

私はシステム手帳好きなので、何冊もシステム手帳本を読んできた結果、1冊挙げるならこの本かなぁという印象なので紹介する。

まず先にこの記事を見に来るような方はシステム手帳を使った方が良いと思う。スマホが猛威を奮う現在だが、スマホにメモったことは忘れることが多く、システム手帳にメモっておいたことは何となく忘れずに達成できている気がするためである。

具体的なシステム手帳の運用というより考え方の方に注力されているので、システム手帳なんて持ってないけど、これからビッグになってやるぜッ的な人にもおすすめできる。ちなみに私はワタミ元社長の「夢に日付を!」という本も良いと思っている。(ブラックはダメだけど)

 

 

6位  怒らないこと / アルボムッレ・スマナサーラ

 

新アンガーマネジメント!
怒らない人にこそ智慧がある。
人類史上もっとも賢明な人、ブッダは「怒り」を全面否定しました。
その真意を平明に解き明かします。

 

とりあえず全人類が読んでおくべき1冊。仏教には三毒という考え方があり、「怒・欲・おバカ」の3つを指しているのだが、本書では怒りについて超偉いお坊さんにめちゃくちゃ説教されまくる内容になっている。

このお坊さんは黒人をゴキブリみたいなことを言っちゃう結構毒舌なので、なかなかハードな内容になっているが、説教を書物にまとめたような感じの文書なのでとても読みやすい(本に説教されている感じ)になれる名著である。

とりあえずこの記事に辿り着いた方は読んでいただき、気に入ったら著者の他の本を読みまくってみるといいだろう。

 

 

5位  話し方入門 / デール・カーネギー

 

歴史的ベストセラー『人を動かす』『道は開ける』の
著者として知られるカーネギーの輝かしいキャリアは、
話し方教室の講師をつとめたことからはじまる。
長年にわたる経験を土台に、カーネギーは深い人間洞察に根ざした
独自のスピーチ術を編み出し、授業や講演の現場で磨いていった。
話す前の心構えから、テーマの選び方、準備、始め方、終わり方まで、
人の心をつかみ、自信を持って人前で話すためのノウハウを懇切に手ほどきする。

 

「話し方」に関する本もイヤになるくらい大量に出版されているが、はっきり言ってこの本だけ読んでおけば、大半の問題は解決するだろう。

私はこの本にはかなり思い入れがあり、社会人経験が浅い時期にヤバめなプレゼンを客先でしなければならなくなり、「もはやこれまでか......」と万策尽きてあきらめていた時にやけくそで手に取ったことで何とか乗り切ったという思い出がある。

デール・カーネギーといえば自己啓発界の神であり、『人を動かす』と『道は開ける』が有名だが、本書こそ本当に役に立つ名著である。ロジカルに話すことは極めて重要だが、本書は「自信を持つ」「バッチリ準備する」といった、超あたりまえのことを本気で教えてくれる。

 

 

4位  世界のエリートがやっている最高の休息法 / 久賀谷亮

 

マインドフルネスは脳科学の最前線とどう接触しているのか?
イェール大学を舞台にしたストーリーを楽しみながら、「科学的な脳の休め方」がわかる一冊!!

 

中二病的な思考で瞑想しようと思っていて出会った1冊である。なのでこの本は基本的に瞑想の本だと考えてよい。ドラクエのラスボスたちは瞑想を使ってHPを回復させることがあるが、きっとこの本を読んだのだろう。

本書はとにかく読みやすく、極めて実践的であるため、この本に従ってとりあえず試してみるだけで効果が体感できるのがポイントである。瞑想の本は他にも大量に出版されまくっていて、実際にお坊さんがやるような瞑想やヨガの行者がやるような瞑想もあるが、瞑想で手っ取り早く超パワーアップしたい方はまずは本書を読んでみることを推奨する。

 

 

3位  スタンフォードの自分を変える教室 / ケリー・マクゴニガル

 

スタンフォード大学の超人気講義、ついに日本上陸。心理学、神経科学から経済学まで、最新の科学的成果を盛り込み、受講した学生の97%の人生に影響を与えた「驚くべきレッスン」。

 

意志力について気合をいれて説明しまくっている、自己啓発系の本では最強格の1冊である。スタンフォード大学の講義を書物にしているためテンポがよく読みやすいのが特徴だが、東大を超える超名門スタンフォード大学の講義だけあって、読書とかまったくしない人には少し難しい可能性もある。

世には数多のハウツー本が出ているが、意志力があればハウツー本で大半のことはカバーできるという点で、クソみたいな本を1000冊読むよりも本書を読み込んだ方が効果があることは容易に考えられる。

 

 

2位  反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 / 草薙龍瞬

 

悩みは「消す」ことができる。そしてそれには「方法」がある――ブッダの「超合理的で、超シンプル」な教えを日常生活に活かすには? 注目の“独立派”出家僧が原始仏教からひもとく“役に立つ仏教”。

 

DQNHSPの人には強制的に読んでほしい1冊(笑)

本当の仏教は宗教ではなく、宇宙的超絶天才である釈迦の超合理的な考え方を教えるものだと考えているが、本書はセンス良すぎるお坊さんの著者が、めちゃクソ実生活に役立つようにまとめて聖典である。この記事を書くにあたりAmazonのレビュー数を見たら10000件を超えていて度肝を抜かれたが、それだけ人気になるのも納得の書物である。ちなみにより実践的な続編も超優秀なので、セットで読むことを推奨する。

 

 

1位  洗脳護身術 / 苫米地英人

 

「洗脳」はあなたと無関係の出来事ではない。カルト、悪徳商法は言うにおよばず、国家、メディア、より身近な社会や教育、家庭が、知らず知らずのうちにあなたの脳に入り込んでいる。オウムなどカルト信者の脱洗脳体験、西洋哲学、東洋哲学、心理学、認知科学への深い造詣から編み出された洗脳のメソッドをイラスト入りで解説し、自らの意志と力で洗脳を抜け出し、自由をつかむ道を示す。

 

 この世で一番怪しい男、苫米地英人の中でも最も根本的な内容が記された1冊。内容がブッ飛び過ぎていて説明しずらいが、世に跋扈する魑魅魍魎のごとき洗脳攻撃から自身を守る方法(笑)が紹介されている。

本書は200冊以上の本を上梓している著者の2冊目の本で内容が相当マニアックな内容であることと、著者がかなり変な人なので読者を選びまくると思うが、この著者の他の著書には普通に役に立つ本も多く、気になった方は読んでみてほしい。

なお著者の本はkindle Unlimitedにかなり多く登録されている。イラストがないため紙の本より分かりにくい部分もあるが気になった方は試してみるのも良いかと思う。

 

洗脳護身術

洗脳護身術

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自己啓発書やビジネス本は電子書籍推奨

個人的には紙の本の方が読みやすいと考えており(所有欲もちょっとある)、小説であれば90%以上は紙の本で購入している。しかし自己啓発書やビジネス本はちょこちょこ読み返して定着させることが何よりも重要なので、電子書籍(Kindle)をおすすめする。

私は専用機であるKindle PaperWhiteを長年使っているが、正直なところここ最近はスマホ電子書籍を読むことの方が多いので、専用機は無くても問題ないだろう。